
先日、バンコク市内の日系企業を訪問した際に、給与改定の際は外部の通訳さんに同席をお願いしているというお話を伺いました。
非常に興味深いお話だったためお役に立てればと思い、ここに記載させていただきます。
当初その企業では給与改定の際、日本人管理職とタイ人スタッフが英語で面談をしていました。
その日本人管理職もタイ人スタッフもそんなに英語が得意ではなかった為、少しぎこちない面談となり、あまりスタッフ側から業務に関するアイデアも意見も出なかったそうです。
その後社内の通訳に同席して貰うようになったところ、これまで意見の出なかったスタッフから多くの意見を聞きだすことが出来るようになりました。
日本人管理職の方は英語で話す時とはまったく違い、積極性を感じたそうです。社内通訳の前では、しゃべりにくい事も有ったのではないかと思い、今度は外部の通訳を使う事にされました。
予想通り社内通訳に同席して貰ったときよりも、さらに多くの意見が聞けたそうです。
確かに自分に置き換えてみても、もし上司がアメリカ人だったとして、個人面談で自分の意見を英語で話さなければならないと考えた場合、通訳さんがいてくれると大変助かります。
自分の言いたいこともしっかり伝えられると思います。
スタッフの意見をしっかり確認したいという場合には、外部通訳の利用をご検討頂くのはいかがでしょうか。