工業団地訪問記(2)レムチャバン工業団地

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こんにちは、吉崎です。今回はビーチリゾートで有名なパタヤにも近い、レムチャバン工業団地へと行ってきました。

バンコクから南東へ125km。バンコク~パタヤ間はモーターウェイという大変よく整備されたハイウェイがあるため、渋滞なしの快適な道中となっています。バンコク郊外に出ると道路沿いにはのどかな平原が広がっており、目的地までは車で1時間半~2時間ほどの距離になるため、タクシーの運転手さんにお気に入りの音楽(松田聖子)をかけてもらいながら、ノリノリで車を走らせていきました。

さて、そんなこんなでレムチャバン工業団地の近くにあるシラチャーの街に着いたのですが、久しぶりに訪れた今回は、以前とはずいぶんと様子が違っていました。

まず目についたのは、街中にやたらと溢れている日本の文字。ホテルやサービスアパートの案内、日本食レストランや日本書店、はては日本人専用ゲストハウスの看板まで。

ここ10年でシラチャーは変わったとウワサには聞いていたのですが、こうして目の当たりにすると「納得!」といった感じです。少し前であれば、何もないタイの田舎町に日本人が住むのは大変なことだったと思いますが、今では好きなときに日本の文化を楽しみながら、タイでの生活も十分にエンジョイすることができると思いました。

また、シラチャーは、近場にあるシーチャン島などへボートを出す基点にもなっています。この、10回言うと“チャーシュー島”に聞こえてきそうな名前のシーチャン島。シラチャーから船にゆられて30分ほどのところにある大小8からなる島で、まだ外国人にはほとんど知られていない隠れた観光名所です。

パタヤのような派手な夜の盛り上がりには欠けますが、海の透明感やゆったりとした時の流れなどを感じるにはもってこい! ときおり日本人の釣り客も訪れると言う事で、リクエストすれば島のホテルでは新鮮な刺身なども食べられるそうです。

近くの海辺で釣り糸を垂れながら、静かでゆっくりとした時間の流れに身をゆだねるなんて、活気と喧騒が入り乱れたバンコクなどの都心部では、なかなか味わえないぜいたくな時間の使い方だと思います。

すっかりと仕事を忘れてしまい行楽気分にひたっているうちに、いつの間にか目的地のレムチャバン工業団地に到着していました。この工業団地は、すぐ近くにタイで一番大きな貿易港があることで、海の玄関口として栄えており、日通など、日系の運輸会社の支店も多く見られます。現在の入居企業数は130社ほどで、そのうち日系企業の数は31社。全体の約2、3割といった割合を占めています。

今回ご訪問した会社は、タイの大手企業と日本の企業との合弁会社で、主に自動車の部品を製造しています。人事担当マネージャーはタイの方で、今回はじめて直接会ってお話をさせていただきました。

こちらの会社の歴史は古く、戦前は航空機部品、戦後は自動車部品を製造するようになったとのお話でした。現在では、台湾を始め、インドネシア、アメリカ、ブラジル、インド、スペインなど世界規模へとその生産拠点を広げており、まさに高度成長期を代表するような発展を遂げてこられたそうです。ディースタッフに登録に来られる方の中にも、家電、自動車メーカーなどでの勤務経験のある方は大勢いらっしゃいますので、今求められている人材についての話を中心に、ついつい時間をオーバーして話こんでしまいました。

帰り道の途中に、タイ最大の積出港として知られるレムチャバン港にブラリと寄り道。沖合いには大型のタンカーやコンテナ船が何隻も停泊しており、港ではクレーンに吊り上げられたコンテナがせわしなく船に積み込まれていました。そんな光景を見ているうちに、ああ、ここから「MADE IN THAILAND」の工業製品が世界中に送られていくんだなあ、としみじみ実感いたしました。

しばし港にてたそがれた後、沈む夕日を背に、タクシーで帰途へ着くことに。日頃の疲れが出たのでしょうか、車の心地よい振動に揺られながら、出発してすぐに爆睡してまったようです。……たっぷり1時間半は寝ていたでしょうか。ふと車の揺れに気が付いて窓の外を見ると、ライトアップされた夜のバンコクが賑やかに出迎えてくれていたのでした。

吉崎でした。それではまた、次回の更新をお楽しみに!

第2回了。次回は「アマタナコン工業団地」をご訪問します。

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